ホームランか三振の真っ向勝負や! 阪神佐藤輝明内野手(22)が、自慢のフルスイングでパの剛腕をなぎ倒す。
「日本生命セ・パ交流戦」が25日、2年ぶりに開幕する。24日にオンラインで行われた記者会見に出席した佐藤輝はオリックス山本ら同学年との対戦を熱望。「三振かホームラン、フルスイングで勝負したい」と熱く語った。開幕から驚異の長打力を発揮してきた新人スラッガーが、チームを交流戦初Vに導く。
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立ちはだかるパの「壁」にも、気後れすることはない。佐藤輝が自らのスタイルを交流戦でも貫く。オンラインで出席した記者会見。オリックス山本、西武今井といった同学年投手との対戦を心待ちにし、「すべての球が一級品なので、しっかり食らいついて三振かホームラン、フルスイングで勝負したいと思います」と力強く宣言した。27日にはロッテ佐々木朗が先発する。セ界を席巻した豪快なスイングで、パの剛腕攻略に意気込んだ。
新型コロナの影響で交流戦が2年ぶりに開催される。ルーキーにとっては初めての経験。パ球団に毎年のように苦しめられてきた歴史はもちろん知っている。「投打ともにレベルが高くて、毎年負け越していると思うんですけど、今年は勝てるようにやっていきたい」とファンの思いを背負う。
交流戦では、負傷離脱の大山が「4番三塁」で復帰する予定で、自らは「6番右翼」に戻る。「今までと変わらず。ランナーがいる場面で回ってくることが多いと思うので、しっかり打てるようにやっていきたい」。ソフトバンク柳田から熱視線を浴びており、注目の的だ。「どういうバッティングをするのか非常に楽しみ」と佐藤輝もパの一流プレーヤーを間近で見て、飛躍の材料にする。
今季はここまで打率2割6分5厘、10本塁打、32打点。打点はリーグ2位、本塁打は3位タイとリーグでも上位の成績を残している。「チームに貢献できているとは思う。でもまだまだ足りないので、もっと貢献できるようにして、交流戦優勝できるようにやっていきたいと思います」と力を込めた。ロッテとの3連戦で幕が開ける交流戦。セの勝ち越しは09年のみ。佐藤輝が剛腕をなぎ倒せば、球団初の交流戦優勝が見えてくる。そして首位独走へ。フルスイングに、虎党の夢を乗せる。【林亮佑】
○…佐藤輝は交流戦最終カードの楽天戦で、父方の祖父母の住む宮城に乗り込む。村田町に家があり、高校まで毎年、盆と年末に帰省。「何回か球場に行ったことがあるので、そこでプレーしてみたい。(祖父母は)ホームランを楽しみにしてくれていると思うので、1本でも打てるように頑張りたい」と特大アーチをプレゼントする。



