ソフトバンクがオープン戦を含めて、巨人戦13連勝を飾った。初回に2点を先制されたが、その裏に栗原が5号同点2ラン。2回にはバレンティンが今季1号の勝ち越しソロ本塁打を放った。3回に柳田が11号2ラン。5回にバレンティンがこの日2本目となる2号2ランを放つなど4点を加え、猛攻撃で圧倒した。今季の交流戦4試合目で初勝利となった。

巨人とはここ2年の日本シリーズで対戦し、いずれも4連勝で撃破。オープン戦、交流戦も合わせれば19年から12連勝していた。工藤監督は「気になりますよ。負けた途端に言われちゃう。1年たって年を越せば変わるし、負けていれば絶対勝つぞという気持ちを持つもの。うちはそれ以上に集中することが大事」と冷静に話していたが、指揮官の願い通り、集中力抜群の攻撃で巨人を返り討ちにした。