先発が予定されていた阪神ジョー・ガンケル投手(29)が、登板を回避することが決まった。

5日の練習後に喉の痛みと頭痛を訴えたため。西宮市内の病院で核酸増幅法による新型コロナウイルスの検査を実施したが、「陰性」と判定されている。現在、ガンケルは喉の軽度の痛みが残るものの、発熱などその他の症状はないという。

NPBとソフトバンクに報告した上で、念のためこの日の先発登板を回避。代わって西純矢投手(19)が先発することに決定した。西純は試合前練習から1軍に合流。「正直驚きはしましたが、自分にとっては大きなチャンスなので、このチャンスをしっかり生かせるように頑張ります」とコメントした。

高卒2年目の右腕は、5月19日ヤクルト戦(甲子園)でプロ初先発初勝利。同24日に出場選手登録を抹消されていた。2軍では同29日のウエスタン・リーグ巨人戦(甲子園)に中継ぎで調整登板し、2回2失点だった。