阪神がソフトバンクに連敗を喫し、今季初めて2カード連続の負け越しとなった。4月27、28日中日戦(バンテリンドーム)以来の連敗。前試合まで黒星と白星が交互に続く“オセロ状態”が、プロ野球タイの記録16戦連続で続いていた。

ガンケルの先発回避で急きょ登板した西純は、初回に3失点。2、3回は無失点でしのいだが、2番手斎藤も2回2失点。3番手の及川も3回3失点と、流れをなかなか呼び込めなかった。

打線はソフトバンク和田の前に、7回までわずか4安打。8回にマルテが2ラン、9回には佐藤輝に15号ソロが飛び出すなど、終盤に反撃を見せるも及ばなかった。

▼阪神の勝利と敗北を交互に繰り返す「ヌケヌケ」が、プロ野球最長タイの16試合で止まった。5月14日巨人戦○に始まり、6月5日ソフトバンク●まで白星と黒星が1試合おきに入れ替わっていた。従来のプロ最長だった昨年のDeNAと並んでいた。