阪神梅野隆太郎捕手(30)が、先制適時打を放った。

2回2死一、二塁、阪口の148キロ直球を捉えた打球は中堅に弾み、二塁走者のサンズが生還。「2死からつないでくれたチャンスでしたし、(先発の伊藤)将司にも先制点をあげたかったので、ランナーをかえすことができてよかったです」。一塁ベース上の梅野は、力強く拳を握った。

この回先頭の大山が左前打で出塁するも、佐藤輝が直球につまり一ゴロ併殺。好機がつぶれたかに見えたが、続くサンズが右前打、糸原が四球を選び、再び先制機をつくった。

佐藤輝は前日25日に4打数無安打。DeNA三浦監督が「本当に良い打者。松井(秀喜)とダブるところがある。いろんな形を使わないと抑えられない」と警戒感をあらわにし、その術中にはまっていた。ここまで19本塁打を放つ大物ルーキーへのマークが厳しくなる中、打線が一丸となってカバーした。

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