2年ぶりの1軍登板となったソフトバンク田中正義投手(26)が1イニングを完璧に抑えた。

1点差の8回に4番手で登板。先頭茂木を145キロの直球で左飛に仕留めると、続く銀次は一ゴロ。最後は太田を151キロの直球で見逃し三振に切った。「自分が持っている力をすべて出し切ろうと思ってマウンドに上がった。自分らしい投球ができ、最高の結果を出すことができたと思います」。マウンドでは珍しく白い歯を見せ、笑顔でベンチに引き揚げた。5球団が競合した16年ドラフト1位右腕も5年目を迎えた。「ここからもっともっといい投球をして、最後までチームに貢献出来るように頑張りたい」。敗戦の中で唯一の光明だった。

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