ロッテのエンニー・ロメロ投手(30)が10日、ZOZOマリンで入団会見を行った。未発表だった背番号は「91」に決まった。

昨季まで中日でプレーした左腕は、今季はメキシカンリーグでプレーしていた。「また日本に来られると思っていなくて。でも、また来たいという気持ちがあったので。千葉ロッテマリーンズでプレーできることをすごくうれしく思っていますし、自分のできることを一生懸命やってチームの優勝に貢献することだけを考えています」と喜んだ。6月中旬に獲得が発表され、7月下旬に来日。自主隔離期間を終え、この日から合流となった。

大型左腕で先発候補として期待されるロメロは、来日後の自主隔離期間はパ・リーグの各打者の映像を研究するなどし、備えていたという。「常に試合では5イニング以上投げて自分に勝利をつける、またチームに勝ちをつけられるようなピッチングをしたいと思っています」と意気込んだ。

井口資仁監督(46)は「優勝争いに向けて、投手陣の層の厚みを増すことが1つの課題でもありました」と獲得を喜び「8月の早い段階で考えています」と1軍初登板をイメージした。今週中にイースタン・リーグ公式戦で登板する見込みだ。【金子真仁】