後半戦はひと味違う! 阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が後半戦初安打となる特大の二塁打を放った。

5回に先頭打者の4番大山が左翼席への特大ソロを放った直後、先発大瀬良に2球で追い込まれてから内角低めの139キロを中堅左へ飛ばした。打球はぐんぐん伸び、左中間フェンス最上部へ直撃。あと数十センチで本塁打の二塁打で反撃の機運を高めた。

7回1死の第3打席でも追い込まれてから変化球に対応し、快音を響かせた。カウント2-2から大瀬良の外角137キロを中前へ打ち返した。豪快な二塁打から一転、軽打で出塁。公式戦では7月13日以来、今季25度目のマルチ安打とした。

9回無死一、二塁の第4打席でも追い込まれてからだ。カウント2-2から左腕フランスアの外角低め150キロに腕を伸ばすと、打球は鋭いライナーで左翼線へ弾んだ。走者2人をかえす適時二塁打。第1打席では見逃しで今季122個目の三振を喫し、新人最多記録を更新したが、しっかりと修正して今季6度目の猛打賞。後半戦も大活躍の期待を抱かせる3打席だった。