巨人丸佳浩外野手(32)が6月23日のDeNA戦(富山)以来今季2度目となる1試合2本塁打を放った。

まずは第1打席。1点の先制を許した直後の1回裏だった。先頭松原が中前打、坂本が四球で無死一、二塁のチャンスを作ると、中日ロドリゲスが2球続けてきた内角スライダーを捉え、一直線で右翼ポール際へ弾丸ライナーで突き刺す11号3ラン。試合をひっくり返した。「まずは同点と思っていましたが、ホームランという最高の形で逆転できて良かったですね! 次の一点を全力でとりにいきます! わっしょい、わっしょい」とコメント。原監督が後半戦開幕前日の12日、ミーティングで選手に呼びかけた「わっしょいベースボール」を体現した。

6回先頭の第3打席では、中日ロドリゲスの151キロ直球を捉え、打った瞬間に分かる12号ソロとした。この日2度目の「丸ポーズ」でベンチに迎え入れられると、「うまく反応することができました。次の1点が欲しかった場面なので取れて良かったです」と喜んだ。