阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、右翼守備で汚名返上した。

7回裏、先頭のビシエドの鋭いライナーに二塁手の木浪が飛び込んだが捕球できなかった。打球は勢いを失い、ライト佐藤輝の前に転がった。そのスキを見たビシエドは一塁を回ると一気に二塁へ突入。佐藤輝は落ち着いて捕球すると、二塁ベースを目がけてノーバウンド送球で間一髪タッチアウトに仕留めた。

前日21日の4回裏には、堂上の右前打を後逸。今季3失策目で二進を許し、その後の失点につながった。矢野監督からは「輝のプレーはあいつ自身反省しないといけない」と指摘されていた。1日たち、2点リードの終盤にファインプレー。今季6度目の補殺は、この時点でリーグ1位鈴木誠(広島)の11個に次ぐ単独2位となった。