巨人が投打で圧倒された。約2カ月ぶりの1軍登板となった先発のエース菅野智之投手が6回3被弾5失点。「チームとして大事な時期の登板でゲームを作れずに申し訳ないです」とコメントしたように試合を作ることは出来なかった。

リリーフ陣も流れを引き寄せることは出来なかった。2番手戸根は7回2死一、二塁で、広島鈴木誠にこの日2本塁打目となる3ランを浴び、1回3失点。3番手桜井も9回1死一、二塁、坂倉にこの日2本塁打目となる3ランで2回3失点。3投手で5被弾11失点と広島打線を抑えられなかった。

打っては広島先発九里に6回1失点と封じられた。2点を追う5回には、1死満塁で岡本和が二ゴロ併殺打に倒れ、チャンスを生かし切れなかった。2連勝で勢いに乗り、首位浮上の可能性もあった一戦だったが、大敗を喫し、4月1日以来の首位浮上とはならなかった。

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