日本野球機構(NPB)が2度のワクチン接種の完了や陰性証明の提示による観客数上限の緩和の検討を進める。6日、Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議と、その後に臨時12球団代表者会議を行った。斉藤惇コミッショナーは「2度の接種証明がある人、あるいは陰性証明を持った人が観戦できる形を、すぐじゃないが、その方向に向かっていきたい」と意欲を見せた。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会もワクチンや検査の証明を旅行やイベント開催に活用することを提言。今季中の導入に「政府の決定があって、それをベースにやっていくことになる。11月までに実施できるかは何とも言えない」と話した。すでにソフトバンクは独自に同様の方式で今月から観客の動員を行っている。
◆その他の主な決定、報告事項 (1)ファーム日本選手権は10月9日に、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で開催。有観客で上限5000人を想定し、同点の場合は延長11回から無死一、二塁のタイブレークを行う(2)今年の球宴欠場者(楽天田中将、浅村、日本ハム近藤)に規定の半額の出場手当を支給。ワクチン接種による体調不良などの理由が今季限りの特例で認められた(3)日本シリーズのイニングなど実施方法を議論。昨季は延長12回まで行ったが、今季のレギュラーシーズンは自治体による営業時間短縮要請に応じ、9回打ち切りとしている。結論は出ず、検討を継続。



