オリックス宮城大弥投手(20)は自身最短タイの5回8安打4四球3失点で降板した。

この日から「火曜日の男」となり期待されたが、序盤からロッテ打線に苦戦した。1回1死二、三塁から4番マーティンに右翼線へ2点適時二塁打を浴びて先制点を献上。2回にも1死満塁から中村奨に犠飛でリードを広げられた。

3回以降も走者を出して苦しい投球が続いた。粘りを見せて得点こそ与えなかったが、球数がかさみ113球で降板した。「すべてが良くなかったと思います。ここ最近、リリーフ陣が投げていましたし、苦しい状況だったと思うので、もっとちゃんとゲームを作りたかったですし、悔しいです」と振り返った。

今季はここまで11勝と奮闘していた20歳左腕だったが、リードを許した場面で降板。オリックス山本と並ぶリーグトップタイ12勝目とはならなかったが、味方が逆転し、黒星は消えた。今季はパ・リーグ相手に負けなし継続となった。