2年目の阪神小野寺がプロ初打点を挙げた。4回2死一、二塁で代打で出場。カウント1-2からヤクルト高橋の外角148キロ直球に手を伸ばし、遊撃の頭上をライナーで抜く左前適時打を放った。「みなさんにチャンスの場面を作っていただきましたし、とにかくランナーをかえすという気持ちで打席に入りました。打つことができて良かったです」。一塁を回るとポンポンと手をたたき、右手を上げてガッツポーズを見せた。

同学年の高橋との対戦は高校以来だった。京都翔英3年の15年夏の京都大会で、当時龍谷大平安のエース左腕だった高橋から3ランを放った。6年を経た再戦でまたしても一打を見舞った。