現役最年長44歳の中日福留孝介外野手が通算2000試合出場を達成した。同点の9回1死二塁で代打で出場したが、DeNA3番手三嶋の高めスライダーが止めたバットに当たり三ゴロに。この回を終えてベンチ前で記念ボードを手渡されDeNAファンからも拍手を送られた。

「本当にありがたいこと。使っていただいたことの積み重ねです。故障しないことがそれが一番大きい」

プロ23年目の今季は91試合に出場して打率2割1分8厘、4本塁打、18打点。いずれも阪神を戦力外になった昨季を上回っており、5本の決勝打もマークしている。

そんな存在感を発揮するベテランに対して、球団は本人の意思を確認した上で、来季契約を打診する方向で調整中だ。「(三ゴロは)情けないなと思った。しっかり振りたかった。年を取れば取るほど、うまくなりたい。悔しさを持って次に準備したい」。残り8試合になっても手抜かりなく試合に臨む。