日本ハム前監督の栗山英樹氏(60)が17日、球団プロフェッサーとして初講義に臨んだ。

新人合同自主トレの中の一コマとして、1時間半熱弁。新人13選手に藤尾秀昭著の「小さな修養論」という本にメッセージを添えて配り「信念を持ってどこに進むのか」と、思いを込めた。

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「人が成長するというのは、いろんなところにチャンスがあって、ヒントがあって、それを捨てるか拾うかは、自分自身でしかない。本のたった1行で人生が変わることもある」。知将から、超一流へのメソッドを伝授されたドラフト1位達孝太投手(17=天理)は「高1か2年生くらいの時に『栗山ノート』を読んで、すごい人だなと思っていた。他の人とは違った感性を持っている」と、感銘を受けていた。

同プロフェッサーは、新たに侍ジャパン監督に就任したばかり。今後も“教授”と二足のわらじで、後進の育成に力を注ぐ。