オリックスのドラフト3位福永奨捕手(22=国学院大)ら新人4選手が宮崎春季キャンプ休日の9日、宮崎市中央卸売市場でギョーザ作りを体験した。

総務省の21年家計調査を基にした集計で、宮崎市はギョーザの「購入頻度」と「年間購入額」の2部門で初めて日本一に輝いた。それを記念して福永は2枚のギョーザの皮で具を挟む“ギョーザメダル”を作って祝福した。

手作りギョーザの味は「めちゃめちゃおいしかったので、みなさんぜひオリックスのキャンプとギョーザを食べに(宮崎に)来てください」とPR。ギョーザメダルにかじりつき「みんなと違うのを作りたいなと、たまたま思ったら、これ、メダルじゃないか!って」と笑顔で真相を明かした。自身が獲得した“初メダル”のようで「大学の4年秋にベストナインとMVP。そのときは盾でした」とさらに笑いを誘った。

新人年の今季目指しているのは連覇&日本一。自身の目標については「まずは1軍の試合に出られるように」と謙虚に話すが、ギョーザメダルの商品化については「(皮2枚で)パリパリ感、増したと思います! 売ってくれたらうれしいですね」と山っ気たっぷり。PR大使のオファーがくればと問われると「呼んでください!」とアピールを忘れなかった。【真柴健】