阪神糸井嘉男外野手(40)がアメリカンノックで「1位」に輝いた。ノック前に各選手がそれぞれくじ引きで引いた本数がノルマとなりスタート。外野のフィールド全体をキレのある走りで駆け抜けて、ノックマシンとコーチが打った球をキャッチ。梅野隆太郎捕手(30)、佐藤輝明内野手(22)ら15人が参加する中、糸井は課せられた8本のノルマでいち早くクリアした。

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実は糸井のノルマは16本の捕球だったが、「シニア割り」で半分の8本に減ったことを明かした。「はよ取らないと終わらへんから気合入りまくりですよ。何気にきついよ」と笑顔で振り返った。

ノックでは時折笑顔が見えた雰囲気で、それぞれ与えられた捕球数をこなした。選手はノルマ達成前には「ラスト~!」と大声を上げていた。雨がちらつくグラウンドで矢野監督が見守る中、無事に終了となった。