巨人が主砲の“1発締め”でオープン戦を終えた。21日、楽天戦(東京ドーム)で岡本和真内野手(25)が、2戦連発となる7号ソロを放った。4回に楽天田中将の135キロスライダーを左翼席へ運んだ。外角球を左手1本でスタンドまで持っていく驚愕(きょうがく)の1発。新外国人グレゴリー・ポランコ外野手(30=パイレーツ)は来日初安打をマーク。丸佳浩外野手(32)も2号ソロを含む、今季初の3安打猛打賞と状態を上げた。

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もう誰にも止められない。4回1死、岡本和が楽天田中将の135キロスライダーに、体勢を崩されながらも左手1本で振り切った。高々と舞い上がった打球は、左翼席最前列に着弾。「変化球についていけました」と食らい付いた。“マー君撃ち”で2戦連発とし、単独トップの7号ソロ、12打点でオープン戦2冠王と堂々たる数字を残した。

豪快パワーの源には、とある豆の存在があった? かもしれない。主砲の豪快な1発に、ドミニカ共和国出身の新外国人・ポランコもベンチから力こぶを作って「パワーパワー」と驚愕(きょうがく)。さらに隣にいた戸郷へ何か食べ物をかき込むしぐさを見せた。ポランコは「岡本が(中南米系の豆である)アビチュエラをよく食べたという話をしていた。それを食べたから彼はパワーがあるんだという話を戸郷にした」と説明。岡本和は16年オフにプエルトリコのウインターリーグに参加。注入した中南米の味でつながった新助っ人と3、4番コンビで躍動した。

18日にはロッテ佐々木朗の159キロ直球をバックスクリーン右へ。前日20日は116キロのカーブを捉え、この日はスライダーをかち込んだ。オープン戦全日程を終え、15戦7発。シーズン143試合換算で66発ペースで開幕を迎える。「あとは開幕するだけなので、しっかり調整して開幕を迎えたいと思います」。4日後に迫る開幕へ、絶好調男に死角はない。【小早川宗一郎】

▼岡本和が今オープン戦トップの7号。オープン戦で7本塁打以上は09年李承※(巨人=8本)以来で、00年以降では6人、7度目。松井は99、01、02年の6本が最多で、巨人の日本人選手で7本以上打ったのは85年に8本の原以来、37年ぶり。(※は火ヘンに華)

 

▽巨人原監督(オープン戦を4勝11敗2分けでヤクルトと並び最下位で終え)「課題は非常に見えたところでもあるし、逆に言うと、ペナントレースにおいては、その課題というものを正しい方向に行かせることが重要だし、いいところもあった。そこはさらに伸ばして行く」