エースが新人監督にビッグなプレゼントを贈った。ソフトバンク千賀滉大投手(29)が8回116球を投げ5安打を許しながら楽天打線を0封。自身の今季初白星でチームは開幕から無傷の7連勝。藤本新監督に「開幕連勝新記録」を贈った。

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気温5度を下回る寒さにも熱投した。「ロースコアはになることは意識した」。3回まで毎回走者を背負った。「ちょっとでも集中していなかったら(体が)一瞬で冷える。自分の中で気持ちを入れた」。1点リードの7回に2本のヒットと四球で2死満塁のピンチを招いた。楽天の新助っ人マルモレホスにはカウント0-2から外角低めへ151キロの直球で見逃し三振に仕留め小さくガッツポーズを作った。

3年振りの開幕先発はソロ本塁打を与えビハインドの展開で降板。チームは逆転勝ちしたものの雪辱を誓っていた。「勝ち星は素直にうれしい。大変な試合が続くので少しでも先発が頑張らないと」。快進撃のチームにエースがさらに勢いを与えた。