南国沖縄で、コロナ禍では珍しい大ブーイングが起こった。

6回だ。西武が山野辺の適時打と愛斗のスクイズで同点に追いついた。なおも2死二塁で、ソフトバンクは那覇市出身の地元凱旋(がいせん)試合だった4番山川を申告敬遠した。山川が打席に立つたびに大歓声を上げていた観客は、一斉にざわついた。中にはグラウンドに向かって親指を下に向けている人も見られた。

その後は2死一、二塁となり、次打者の外崎は左飛。2-2で7回に入った。なお、球場では「声をあげての応援はお控えください」と呼びかけられている。