巨人岡本和真内野手(25)が、プロ通算150号アーチをかけた。

1点を追う2回先頭、日本ハム根元の初球144キロ直球を右翼ポール際に運んだ。リーグ単独トップの15号同点ソロで節目のアーチ。

札幌ドームから拍手が送られると、記念ボードを手にヘルメットを脱いで礼をして応えた。

14打席ぶりの安打が4試合ぶりの本塁打となった主砲は「点を取られた後だったのでなんとか塁に出ようと思っていきました。ホームランになってよかったです。ここ2試合打てていなかったですけど、今日(通算150号を)達成できてよかったです!」と喜んだ。

25歳と10カ月での達成は、ヤクルト山田を抜いて、プロ野球歴代10位の年少記録。巨人の右打者でも最年少記録となった。さらに巨人の4番として放った本塁打も139本とし、松井秀喜を抜いて、ラミレスと並ぶ球団歴代5位とした。

▼岡本和が根本から今季15号を放ってプロ野球178人目の通算150本塁打を達成した。初本塁打は15年9月5日DeNA戦(横浜)で砂田から。25歳10カ月で達成は10位の年少記録となり、出場634試合は日本人選手で7位のスピード記録。巨人では89年クロマティの612試合に次ぐ速さで、巨人の日本人選手としては86年原の645試合を抜いて最速。岡本和はプロ入り3年間で35試合しか出場していないため、年齢では王、松井に負けたものの、出場試合数では2人を上回るスピードで150号に到達した。

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