阪神がBIGBOSS相手に最大6点差をひっくり返し、逆転勝利した。阪神大山悠輔内野手(27)が、1試合3本塁打で反撃ムードを作った。

最大6点差から2点差に迫った8回1死。日本ハム左腕堀の145キロ直球を完璧に捉え、左翼スタンドに運んだ。この日3発目となる12号アーチに甲子園のファン総立ちでして喜んだ。お立ち台に立った大山は「よかったです」と一言。

1点差の8回1死満塁の場面で代打山本泰寛内野手(28)が同点となる右前適時打を放った。「ネクストから、絶対チャンスで回ってくると思っていたので、いい準備ができたと思います。これだけ多くのファンの方が見に来てくださったので、いいところを見せられよかった」と振り返った。さらに、島田海吏外野手(26)が四球を選び逆転に成功。「(山本)ヤスさんが、し~ぶい一打を打ってくれたので、何とかみんながつないでくれたものを、僕もつなぐんだという気持ちで打席に立ちました。最高の一言でした。ありがとうございました」と喜びを爆発。今季最多の4万2574人の大観客が大逆転劇に沸き、最後は六甲おろしで勝利を分かち合った。