巨人坂本勇人内野手(33)が、約1年ぶりの2打席連発アーチで、3連敗中のチームに2点のリードをもたらした。2点を追う6回先頭、代わったばかりの広島ケムナの147キロ直球を捉え、左中間席まで運ぶ75日ぶりの4号ソロ。

「打ったのはストレートです。自分の形でしっかりと捉えることが出来ました。スタンドに入ってくれて良かったです」と喜んだ。

さらに同点の7回2死一塁から、矢崎の135キロスライダーを左中間席へ運ぶ勝ち越しの5号2ラン。「ツーアウトだったので次につなぐことを考えて打席に入りました。高めのスライダーをいい感じで打つことができました」と振り返った。一塁ベースを回ると、右腕を力強く握って喜びをかみしめ、三塁ベースを回る際には、三塁ベンチのチームメートへ、ガッツポーズを送った。坂本の2打席連発は21年9月15日DeNA戦以来となった。

【ニッカン式スコア】3日の広島-巨人戦詳細スコア