広島の4番ライアン・マクブルーム内野手(30)の勢いが止まらない。

2点を追う7回2死一、二塁。巨人赤星優志投手(23)の外角直球を、さからわずに右翼線へ。フェンス際の飛球に右翼手重信慎之介外野手(29)がジャンプ捕球を試みるも、グラブに当たって、地面に落ちた。

2点適時二塁打となって同点に。日曜日のデーゲームとあって、たくさんの観衆が訪れたマツダスタジアムは大歓声がわいた。「コースに逆らわず打つことができた。同点に追いつくことができて良かった」。

この打席を終え、マクブルームは7月3試合で11打数6安打2本塁打7打点。来日1年目の助っ人には、暑さも夏バテも関係ない。新「夏男」誕生の予感だ。

【ニッカン式スコア】3日の広島-巨人戦詳細スコア