巨人が接戦を制して連敗を3で止め、「3位転落&今季初の借金生活突入」の危機から脱却した。

約2カ月ぶりに先発した堀田賢慎投手は、3回まで無安打投球と最高の滑り出しを見せた。だが4回1死から3連打で1点を先制されると、ベンチは交代を決断。2番手の戸根千明投手が適時打と犠飛を許し、3点のリードを許した。堀田は3回1/3を65球、3安打3失点に終わった。

ここから「反撃の巨人」が目を覚ました。勢いづけたのはキャプテン坂本勇人内野手(33)の“二振り”だった。2点を追う6回、75日ぶりとなる4号ソロと大城の併殺打の間に追いついた。そして7回。2死一塁から左翼席へ2打席連続アーチとなる2ランを放った。

7回に追いつかれたが、この日の巨人は粘りを見せた。8回2死二塁、1番復帰2試合目の吉川尚輝内野手(27)が左中間へ適時二塁打を放った。

4回途中からは小刻みな継投策でしのぎきり、巨人が1日にして貯金1を獲得した。

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