西武がソフトバンク千賀を攻略し連敗を3で止めた。3回までパーフェクト投球の難敵に対し、7回につかまえた。先頭の呉念庭が内野安打で出塁。犠打で1死二塁とし、外崎が先制の11号2ランを放った。さらにオグレディが四球を選び、若林が中前安打で一、二塁とすると、相手の適時失策で追加点。なおも満塁とし、森が右前適時打で4点リードに突き放した。

今カード2連敗で首位陥落していただけに負けられない3戦目。無安打だった外崎が1番から7番に打順変更し、森は指名打者で3番に入る打線が功を奏した。森は「みんながつないでくれて、いい流れのまま山川さんにつなぐことができました。今日はDHでの出場なので、打つ方で活躍しなければいけないと思っていましたので、より一層、集中して打席に入れたと思います」。順位は首位ソフトバンクとゲーム差なしで再び肉薄した。

▼エンスが8月7日ロッテ戦から4連勝で、今季10勝目。来日1年目に2桁勝利を挙げた西武の投手は、02年張誌家(10勝)19年ニール(12勝)に次いで3人目。過去の2人が10勝した年にチームはリーグ優勝しているが、今年はどうか。