楽天が、2年ぶり2度目のファーム日本一を達成した。

1回に1点を先制されたが、3回に集中打。1死満塁で渡辺佳が左翼へ2点適時打を放って逆転した。「勝って絶対に日本一になるために、必死で打ちました。爪痕を残せてよかったです」と納得の1打だった。続く黒川も一、二塁で右翼へ適時打。和田の犠飛と暴投で得点を重ね、一挙5得点。試合の流れを呼び込んだ。

5回2死二塁では小郷が右中間へ2ラン。再び2死二塁とすると、安田の二塁への適時内野安打で突き放した。合計13安打8得点と打線が奮起。先発松井友は6回6安打2失点と試合を作り、投打がかみ合った。

三木肇2軍監督は、球団を通してコメントを発表した。

三木2軍監督 まずはじめに日ごろからたくさんの応援をいただいているファンの皆さま、本当にありがとうございます。ファーム日本選手権ではありますが、日本一を達成することができました。日本一を達成できたことは素直にうれしく思いますが、ここはあくまで通過点というところで選手たちがまた、この経験を生かして1軍の舞台で活躍してくれることが大事になると思います。しっかりと自分たちのやるべきことをやって戦い抜いてくれた選手たちをまずは褒めてあげたいですね。この後もフェニックス・リーグや来シーズンに向けてチーム全体で成長できるように、努力を積み重ねてまいります。

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