阪神岡田彰布監督が村田兆治さんを悼んだ。訃報に驚きながら「これまで対戦した中では(フォークが)一番落ちてたんちゃうかな。三振したよ。屈伸の見送りやったと思う」と当時を回想した。プロ2年目の81年、神宮での球宴第3戦で初対戦。高めから落ちてきたフォークの軌道に、思わず屈伸するような形で見逃し三振を喫したという。交流戦もなくオープン戦も機会が少なかった時代。「(対戦は)オールスターだけだったんちゃうかな」と、真剣勝負が楽しみな投手だった。

引退後もモルツ球団のイベントで一緒にプレー。「やったやった。(引退してかなりたつのに球速が)140(キロ)くらい投げとったもんな」。健在だったマサカリ投法を思い返し、村田さんをしのんだ。

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