阪神は秋季クール第3クール2日目を迎えた11日、ケースノックを行った。岡田彰布監督(64)は同メニュー後にナインを集め、約10分間熱弁するなどした。会話の内容など一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇   

-午前のケースノックの後はカットマンがどう入るかを確認した

「まあ、全部カットやないけどな、ゲームになればなあ。基本的には連係というか、なかなか今の外野手で鉄砲肩できれいなワンバンが(来ない)。甲子園なんかワンバンしたら、ちょっとイレギュラーしたりな。だから、基本的にはカットでホームでアウトにするという」

-島田の返球は高かった

「センターからの? いやいや、高い。結局、キャッチャーが良い球と思ってもな、変なバウンドしたら終わりやからな。なかなか肩の強いので、昔で新庄(剛志)とか、北村(照文)とかな。あのへんは本当にきれいな球がきとったからな。すーっとワンバンでも行くけど、なかなか今、そんなワンバンいけへんで」

-一、二塁のとき、投手と左翼のベースカバーは継続していく。

「そうそう、もう、後ろまで間に合わんのに行こうとしても一緒やんか。ラインぐらいまでしかいけへんで。無駄やもんな」

-ケースノック後の輪の中では梅野選手から質問が出た

「キャッチャーがカットをノーというかやな。でも、キャッチャーはホームでアウトにしたい。大山なんかは、複数のランナーの時はカットに入るときに、後ろのランナーがどのへん走っているか見えるからな。ほなそっちをアウトにしにいってもいいわけやんか、結局な。いつも1点を防ぎに行って、ランナー二塁、三塁残るとか(は良くない)」

-併殺の精度も含めて、ひとつずつアウトを積み重ねていく

「そらそうやん。まあノーアウトとかワンアウト一、二塁とかでピッチャーがヒット打たれたらしゃあないやん。そら、まずそれ抑えろって。打たれて1点は覚悟せなアカンけど、結局送球ミスとかでな、一塁ランナーもサードまで行く、打ったランナーまでセカンド行くとかなったら、1点防ぎに行って、2点、3点になってしまうとかな」

【関連記事】阪神ニュース一覧>>