2年目のシーズンを終えた阪神石井大智投手(25)が18日、高知県内のチーム宿舎で契約更改に臨み、450万円アップの1250万円で更改した。

2年連続18試合に登板し、防御率は0・75と昨季から大幅に良化した。15試合連続無失点などもあり存在感が高まりつつあったが、8月上旬に新型コロナ感染で離脱。以降は2軍生活が続いた。「内容というところでしっかり評価していただいた。来年しっかり頑張って、もっともっと試合数を投げたい」と力を込めた。

同じ独立リーグ出身の湯浅が大ブレークした1年。湯浅からは治療器具のアドバイスを受け、体内のミトコンドリアを活性化させる「ハイチャージ」という器具を自費購入。ミトコンドリアとは、体内のほぼすべての細胞に存在する小器官で、その数の増加が疲労回復を早めることなどに役立つという。

「買わせてもらって、少なからず今年の結果には結びついた」とうなずく。キャンプ期間中も就寝前、1時間以上かけて「ハイチャージ」での治療に励む。

「湯浅もめちゃくちゃ考えて野球してる。でもやっぱり負けたくないというのがある」ときっぱり。来季の目標は40試合以上の登板だ。岡田監督も「使い勝手が良さそう」と評価する右腕。「再現性を高めて、毎試合毎試合同じパフォーマンスを目標に頑張っていきたい」と飛躍を誓った。(金額は推定)

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