今オフにトレードで日本ハムから阪神に移籍した渡辺諒内野手(27)が22日、兵庫・西宮市内の球団施設で契約更改に臨んだ。1000万円減の年俸4000万円でサインした。

「去年1軍に出られていないので下がった」と直近6年では最少の21試合出場にとどまった今季を振り返った。

秋季キャンプ序盤は二塁の守備に多くの時間を割いていたが、後半は三塁守備も行った。球団からも「内野は激戦区だから頑張ってくれ」と背中を押され、本人も「守れる選手、打てる選手がたくさんいる。その中でセカンド、サードで争っていかないといけない」と、強い覚悟を言葉にした。

今オフは日本ハムでチームメートだった近藤健介外野手(29)と自主トレ予定。例年行っていると言い「キャンプで学んだことをいろいろ試しながら近藤さんに『ここ直したらいいですかね』とかいろいろ聞けたら」と、19、20年最高出塁率のバットマンに教えを請う。(金額は推定)

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