ヤクルト元山飛優内野手(23)が22日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、200万円減の1300万円(金額は推定)でサインした。

2年目の今季は、1軍出場が昨季の97試合から夏場の13試合に減少。昨年10月に右手首付近に死球を受けた後「オフに充実したトレーニングをできなくて、何となくいけるだろうという気持ちでシーズンに入ってしまった。自分がどれだけ小手先や軽い感覚でプレーしていたのか思い知らされた」と反省した。

色紙には来季の抱負に「堅実」と「丁寧」を書いた。2軍で一緒にプレーしていた坂口と内川の両ベテランから「僕に足りないところは堅実さと丁寧さだと、何回も言い続けてくださった。プロ野球選手でいる限り、ずっと意識しよう」と心に刻んだ。

遊撃では高卒3年目の長岡が台頭し、ゴールデングラブ賞を受賞。元山は「プロになる前から『ケガをしたら次の人が出てくる』と聞いていたけど、それを実感した。すごく悔しかった。来年はやり返す気持ちで頑張ります」と意気込んだ。