ヤクルト中村悠平捕手(32)が22日、都内の球団事務所で契約更改に臨んだ。来季は3年契約の2年目で、現状維持の1億7000万円プラス出来高払い(金額は推定)でサインした。

昨年日本シリーズMVPを獲得し、かつて球団OBの古田敦也氏が背負った背番号27番を継承。今季は下半身の張りで開幕こそ出遅れたが、攻守でリーグ連覇に貢献した。12球団トップの盗塁阻止率3割6分4厘でゴールデン・グラブ賞も2年連続受賞。「27番を付けてゴールデン・グラブ賞だったりを受賞できたことは思い出に残るというか、特別な1年になりました。もっとスローイングの精度を上げて、盗塁阻止率4割は超えたい」と、堅守にさらに磨きを掛ける。

心残りは日本シリーズ連覇を果たせなかったこと。来季の抱負には「日本一奪還」と書き込んだ。「リーグ3連覇して、日本一奪還へのチャレンジというか、そういうところでしっかりとチームに貢献して、いいシーズンだったなと思えるように頑張っていきたい」と話した。

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