DeNA大和内野手(35)が2日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円減の8000万円(金額は推定)でサインした。来季は2年契約の2年目となる。

今季は91試合に出場し、打率2割4分7厘、1本塁打、18打点。遊撃ではチーム最多の65試合にスタメン出場した。「得点圏の鬼」と称され、今季も勝負強さは健在だった。

契約更改後、会見に臨んだ大和は「個人として、大きなけがもなく1年間過ごせた。コロナで1回離脱した以外はよくできた方ではないかと」と振り返った。来季に向け「ベイスターズに来て、優勝をまだ1回もしていないので、優勝に向けてしっかり準備していけたら」と意気込んだ。

取材の最後には、自らの口で幼いころから慢性腎臓病を患いながら、プレーを続けていることを告白した。「今このタイミングで発表することになったのも、自分があと現役をどれぐらいできるかもわからないし、同じ病気を持つ子どもたちに勇気や希望を与えられるのって現役中だけだと思うので、今こういうふうな形で発表させてもらいました。今後は社会貢献として、取り組んでいきたいなと思います」と話した。

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