オリックスT-岡田外野手が“生みの親”の現場復帰に刺激を受けた。

岡田監督がオリックス監督に就任した09年オフに「同じチームでややこしい」という言葉に端を発し、ファンから新しい名前を公募。本名「貴弘」のT、最強の恐竜といわれるティラノサウルスにもかけて「T-岡田」になったという過去がある。その岡田監督が今年10月に阪神監督に復帰。リーグこそ違うが交流戦などで対戦する可能性はある。

T-岡田は登録名を変更して臨んだ10年シーズンに33本塁打をマークして本塁打王に輝いた。指揮官から厳しい指導と野球理論をたたき込まれた。今でも恩師か? と問われると「それはもう」と即答。当時は斬新だったネーミングについても「それで今の自分ができたというのもある。(今は)変えたいとも思ってない」と感謝している。日本シリーズの舞台で対戦することが出来れば最高だ。