広島森下暢仁投手(25)が8日、キャッチボールを行わず、休養日だった7日に続き2日続けてノースローで打ち上げた。

「(右肘に)違和感があったので、首脳陣、トレーナーと話をしました。状況をみながら。次どこで投げるかも話し合いながらになると思います」。登板予定だった12日ヤクルト戦の登板も回避することとなった。

森下6日に実戦形式の打撃練習に登板して打者6人に安打性1本2三振だった。打者8人に3安打を許した2月27日のシート打撃を上回る結果にも「納得がいっていないという感じです。強い球をどんどん投げていく中で、強さをまだ出せていない」と振り返っていた。

優先すべきは早期復帰よりも、状態を上げていくことにある。「しっかりとシーズン通して戦える準備をしないといけないと思っている」。残された登板機会を考えると、開幕ローテ入りに黄色信号がともった。