ソフトバンク先発の大関友久投手(25)がプレーボール直後の1球を悔やんだ。

初回先頭、愛斗へのカウント1-0からの2球目。外角寄りの直球を左翼への先制ソロにされた。「あの1点で負けてしまった。その1点が、相手投手とまだ差があったと感じた。先頭のホームランは流れ的にも苦しくなる」。2回以降は西武打線を散発4安打無失点に封じただけに、痛恨の1球になった。

初の開幕投手を務めた3月31日のロッテ戦は7回2安打無失点で白星をつかんだ。連勝発進を目指して気合十分だったが、打線の援護なくいきなり浴びた先制パンチが最後まで響いた。「2回以降は自分らしく粘り強い投球ができた。次回の登板は違った姿を初回から見せていきたい。しっかり9回投げ切るようにしたい」。8回1/3、107球の奮投。次戦は白星で飾る。

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