阪神岡田監督が、ドラフト1位ルーキー森下に上昇の兆しが見えない場合、打撃フォームにメスを入れる可能性を示唆した。

開幕序盤は好スタートを切ったが、2安打2打点を記録した4日の広島戦を最後に17打席連続の無安打。打率1割7分9厘と苦戦が続く。ホームベースから離れた位置に立ち、豪快にバットを振るスタイルを静観してきた指揮官は「あんまりいじってないからのお。どっかで頭打ちになるかもわからんな。打てんようになったらのう、そらしゃーないよな」と険しい表情で話した。

代打で途中出場した前日14日DeNA戦では9回先頭で左中間方向への大飛球を放ったが、フェンス手前で中堅桑原に捕球された。指揮官は「どん詰まりやろ」と指摘。ただ「結局ゲームの中で打ったらええんちゃうん? そら悪かったら使わへんやん」とハッパをかけた。チャンスは徐々に減りつつある。地元横浜で復活の一打を放ち、上昇気流に乗っていきたい。

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