日本野球機構(NPB)によるファーム拡大のための第1回説明会が17日、都内で開かれた。24年または25年からイースタンやウエスタンのリーグ戦に参加する新球団を公募する。

申し込みには説明会参加が必要。5月22日にも開かれるが、この日は10弱の団体が参加した。新潟、栃木、火の国など既存の独立リーグ球団が多かったが、静岡・清水を本拠に24年からの参加意思を表明しているハヤテグループなど企業の参加もあった。

NPB井原敦事務局長は「裾野を拡大したい思いは理解いただいた」。新球団は約35選手、プロ野球12球団の本拠地以外の府県で本拠地球場、雨天練習場、寮といった生活施設などが求められる。計数千万円の加入手数料と参加預かり金も必要。公募は5月1日より受け付け、12球団による1次、2次審査を経て、オーナー会議で最終承認する。