楽天は、打線が奮わずソフトバンクに敗れた。今季19試合でいまだ連勝がなく、開幕19戦目で初めて連勝した18年を更新し、球団史上ワーストの「開幕から20戦連勝なし」となることが決まった。

7勝12敗で5位と低迷。石井一久監督(49)は「連勝ができていないからこういうところにいる。どこかで連勝していかないといけない」と表情が険しかった。

打線は3安打。得点は4回1死走者なしから島内が右翼へ、浅村が左翼へ放った2者連続の本塁打だけだった。だが石井監督は「彼らなくしてチームの浮上はない」と絶大な信頼を置く。直近5試合で、島内は打率3割1分6厘、浅村は打率2割6分3厘と状態が徐々に上がってきた。

チーム浮上へ。その兆しも見えつつある。石井監督は「打線は上向きになっているところはある。ワンシーン、ワンシーンを切り取らず、しっかりとその週でやっていきたい」。前を向いて、勝利を積み重ねることを目指す。

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