広島が外国人選手の活躍で巨人に快勝し、長期ロードを5勝1敗で折り返した。

先発アンダーソンは序盤、150キロ超の力強い真っすぐで押し、中盤からはカーブ、チェンジアップなどの変化球を巧みに織り交ぜた。7回1安打無失点で2勝目。チームを勝利に導くだけでなく、登板過多の中継ぎの負担を減らした。

援護したのはマクブルームだ。開幕から全試合4番も、打率は2割台前半を推移するなど低調。前日13日は9回の好機で代打が送られた。1点リードの7回は、秋山の申告敬遠で満塁となって迎えた。「前の走者が歩かされると、いつも以上にモチベーションになる」。低め変化球をすくい上げた白球が左翼席最前列に吸い込まれると、感情を爆発させながらダイヤモンドを一周した。

9回はターリーが3人で締め、デビッドソンもマルチ安打を記録した。新井監督は「今日は4人とも素晴らしい活躍だったと思います」と“助っ人”の働きをたたえた。

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