ロッテ-巨人の交流戦第3戦は「侍ジャパンDAY」とした開催され、ロッテと巨人OBで元侍ジャパン藤田宗一氏(50)が始球式を行った。打席にはロッテ小坂誠コーチ、捕手は大塚明コーチが務め、ロッテの05年日本一メンバーの共演にもなった。背番号12の侍ジャパン紺色ユニホームを着てマウンドに上がり、左腕から内角高めに力強い直球を投じた。

藤田氏は「始球式を務めさせていただけたことはとても光栄なことで、ありがたく思っています。マリーンズの調子が非常に良いので、このままの調子でいってもらって、ぜひリーグ優勝、日本一になって欲しいと思います」と願った。

98年から07年までロッテに在籍。巨人、ソフトバンク時代を含め、すべてリリーフで600試合に登板して、00年にはリーグ最多ホールドを獲得した。06年の第1回WBCに日本代表として出場し、世界一に貢献した。11年に現役を引退し、現在はマリーンズベースボールアカデミーのテクニカルコーチを務め、子供たちに指導を行っている。