パリーグ首位ロッテの佐々木朗希投手(21)が2日、日本生命セ・パ交流戦の阪神戦が雨天中止となった甲子園の室内練習場でブルペン入りした。見守った吉井理人監督(58)は「いつも通り、バッチシ投げていました」(右手中指は問題なし?)だと思います、何も言ってなかったんで」とGOサインを出し、中6日で4日の先発が正式決定した。球数に関しては「前回は6回(82球)しっかり投げてくれたので、7回90球くらいまでかなあ。また作戦言っちゃった」と笑った。

セ・リーグ首位に立つ阪神に対しては「強いチームなので、必死で頑張ります」。3日は予定通りに種市篤暉投手(24)、2日に登板予定だった小島和哉投手(26)が振り替え試合となった5日にまわる。

侍ジャパン栗山英樹監督の退任を受け、投手コーチとして「本当に監督って大変な仕事だということを、自分が今やってみて分かったので、一緒に世界一になれて良かったなという気持ちであります」と敬意を表した。「あの大会で野球の楽しさというのをみんな知ったと思っていて、現地にいる選手たちもそういうのを感じながらやっていたので、日本のプロ野球でもやっていきたいなと思っています」と今後も継承していくつもりだ。