セ・リーグ連続先発記録を持つ球界最年長男が2シーズンぶりにリリーフでマウンドに上がった。ヤクルト石川雅規投手(43)が1点リードの3回、プロ初先発で2回無失点に抑えた丸山翔大投手をリリーフした。

混沌(こんとん)の救援マウンドだった。4回1死一、二塁、DeNA大和にカウント2-2から投じたワンバウンドのボールが捕手内山の防具に挟まり「暴投」という珍プレーで走者がそれぞれ進塁。大和には四球で1死満塁のピンチを背負ったが後続を打ち取った。

5回は味方失策の連続。1死で楠本の右飛をサンタナが落球し、2死一塁では二飛を武岡が落球した。ともに失点につながり、石川はこの回だけ自責0ながら3失点となった。

石川の前回の救援は21年11月1日の広島戦(神宮)。3番手として登板し、2回1失点だった。それ以前のリリーフは08年10月12日横浜戦(神宮)までさかのぼる。翌09年4月3日阪神戦(京セラ)から先発登板を続け、21年6月25日巨人戦で、この日の対戦相手の指揮官、DeNA三浦大輔の294試合を抜き、リーグ記録の295試合連続先発を達成。同11月1日の広島戦でリリーフするまで連続先発記録を306試合まで伸ばしていた。

【珍動画】ヤクルト捕手内山のプロテクターにボールが挟まり…ベテラン石川も首かしげる珍プレー

【関連記事】ヤクルトニュース一覧>>