楽天浅村栄斗内野手が、キング弾で7連勝に導いた。

同点で迎えた8回1死二塁で、カウント2-2から、伊藤の高め145キロカットボールを捉えた。右中間席へ運ぶ16号2ラン。本塁打リーグトップで並んでいた万波の頭上を越し、単独1位に躍り出た。「全く気にしていない。1試合1試合勝ちに貢献しようと。その結果だと思う」と表情は変えなかった。

打席の直前では、今江打撃コーチから「シンプルに。積極的に打ちにいっていい」と耳打ちされた。ストライクゾーンに入った球はすべてスイング。浅村は「コースなりに打とうと。全方向にしっかりコンタクトしようと思っていた」と、逆らわずにはじき返した。

チームはこれで4カード連続の勝ち越しと絶好調。最大13あった借金は、6まで返済。「しっかりとタイミングも取れてきた。自分に関しては消極にならずにいけている」。主砲の打撃も本格化してきた。

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