幸せを呼ぶ黄色い新幹線が待望の1号を予告したのかもしれない。巨人ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18)がプロ初アーチをかけた。3点を追う5回無死二塁、広島森の内角低めカットボールに両腕を目いっぱい伸ばしてすくい上げた。打球は左翼の防球ネットまで運ぶ特大の1号2ランとした。

ちょうどその20分前だった。左翼席後方の新幹線の線路にドクターイエローの愛称で親しまれている黄色にペイントされた検査車両が通過した。原監督やナインら大盛り上がりのベンチと初々しくハイタッチして反撃ムードを高めた。

巨人の高卒ルーキーの本塁打は、2リーグ制以降では岡本和以来7人目となった。

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