9回の二塁での阪神走者熊谷とDeNA遊撃京田のクロスプレーに関して、責任審判で三塁塁審を務めた敷田直人審判員(51)が判定の見解を説明した。岡田監督は走塁妨害を指摘したが、敷田審判員は「走塁妨害としては見ていないです。(京田は)故意ではなく、お互い精いっぱいのプレーをして、偶然あの形になった。もうアウトにするしかないという答えを出しました」と説明した。コリジョンルールは本塁のみで、二塁では適用されない。

抗議時間は5分を超えると遅延行為として退場処分が下されるが、時間を計測していた二塁塁審の小林和公審判員(56)は3分時点と4分半を経過したところで「これ以上は遅延行為で退場になりますよ」と指揮官に伝えたという。岡田監督も時間を理解し、退場寸前でベンチへと下がった。

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