巨人が勝率5割に逆戻りとなった。対阪神は5連敗。今季の伝統の一戦は4勝14敗1分けで、負け越し10となった。

中盤でリリーフ陣が猛虎打線にのみ込まれた。1点を追う7回、4番手・鈴木康が二塁打と2四球で無死満塁のピンチをまねいた。阪神坂本は空振り三振で1死を奪った後に粘れなかった。木浪への2球目135キロスライダーが真ん中高めに甘く入った。快音を残され、打球は右翼席に飛び込んだ。痛恨のグランドスラムを献上。さらに7回は1失点を重ね、6点差に広げられ、流れを奪われた。

先発横川も5回途中6安打4四死球の4失点と役目を果たせなかった。打線は1点を追う2回に無死満塁から大城卓の犠飛で同点とし、4回に丸の14号2ランで一時は逆転した。しかし、5回に勝ち越され、さらに7回の5失点は重すぎた。直後の7回に代打中田翔の押し出し四球と岡本和の2点適時二塁打で3点を奪って反撃するも、追いつけなかった。

投手陣は11四死球でリズムをつかめず。阪神とのゲーム差は14まで広がった。

【関連記事】巨人ニュース一覧