「宮城くんとろーたん」こと、オリックス宮城大弥投手(22)とロッテ佐々木朗希投手(21)の同学年「仲良しコンビ」が10日にプロ4度目の投げ合いとなることが9日、決まった。

宮城は8日に雨天中止となったことで10日に登板が変更になった。佐々木朗は左脇腹肉離れが完治して48日ぶりの復帰マウンド。おそらく長くても4回までとなりそうだ。宮城が「(佐々木朗が)早くケガが治ってくれたのはうれしい。チームとしてはちょっと…と思う部分はありますけれど。せっかくの機会なので楽しみながらやりたいです」と話せば、佐々木朗も「いつも通り、自分のピッチングをしてチームに貢献できるように頑張りたいと思います」と臨む構えだ。

過去の投げ合いは21年10月14日を皮切りに3度ある。佐々木朗の2勝。今年6月27日の前回対戦では、宮城が8回3安打8奪三振無失点、佐々木朗が7回5安打10奪三振1失点(自責0)とともに好投したが、お互い勝ち負けがつかなかった。

球団を超えた選手同士としては極めて異例な公式コラボ企画「宮城くんとろーたん」グッズが発売された7月19日以降は、初めての投げ合いだ。宮城が3年連続2ケタ勝利となる10勝目を挙げるのか、それとも佐々木朗が160キロ超の直球を連発してゼロを並べるのか。高校時代からのライバルであり親友でもある2人の投球に注目だ。